「歌舞伎がとにかく好きなんです。物心ついた時からずっと好き。」祖父は二代目松本白鸚、父は十代目松本幸四郎。江戸時代から続く歌舞伎の名門に生まれた二十歳の青年は、誰かに強要されたわけでもなく真っ直ぐな目で歌舞伎への愛を語る。稽古場で、父や先輩の姿に学びながら、「舞台の真ん中に立つ」責任を果たすべく汗をかく。